ドル/円見通し(為替/FX)「ドル/円は小動き、138円台半ばが直近の円高目途か」(2023年6月13日)

FXレポート

昨日(2023年6月12日)のドル円動向振り返り

13日(火)、14日(水)に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)を控え、ドル円は方向感の乏しい展開に終始しました。
また、13日(火)には米CPI(消費者物価指数)の発表があるため、この結果を見極めたいとする思惑もあった模様です。

この材料難を受けてドル円は米10年債金利に連動する動きとなり、昨日夕刻にやや円高に振れたものの夜になって反発しました。
また、日米株価が揃って上昇しましたが、ドル円が特段の反応を示すことはありませんでした。

本日(2023年6月13日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年6月13日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月13日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

ドル円は引き続きレンジ相場となっており、注文状況もそれを反映している模様です。
「オーダーブック」を見ると、厚めの買い注文が138円台半ばに入っており、ここを円高の目途として想定できます。
この水準はサポートライン付近であり、レンジ相場の下限が意識されている可能性があります。
また、厚めの売り注文が140円前後を中心に確認できます。
レンジ相場のレジスタンスラインが注目を集めている模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月13日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係にあったのはユーロ円でした。
豪ドル円も弱い正の相関となりました。
また、逆相関が強かったのはポンドドルでした。
その他、ポンド円、ユーロドル、豪ドル米ドルとも逆相関の関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月13日7時のもの)

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は16時ごろに下押す場面がありましたが、概ねゼロを上回る水準での推移となりました。
ドルは昨日夕刻に下落しましたが反発し、上昇トレンドでの推移となりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ドル/円見通し(為替/FX)「ドル/円は小動き、138円台半ばが直近の円高目途か」(2023年6月13日)