昨日(2023年6月20日)の日本株価指数225振り返り
- 終値:32810(-232.5)<-0.70%>
※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
6月20日のJP225は続落。
前日よりも約232円下落して引けました。
主要国の景気悪化懸念が影響し、相場参加者の動きが慎重になったと考えられます。
主に買われたのは卸売業、金属製品、海運業で、保険業、鉄鋼、証券・商品先物取引業が主に売られました。
一方で、日足チャートを見ると上昇トレンドは続いており、ここ2日間の下げが押し目となる可能性もありそうです。
材料になりそうなイベントに、本日6月21日~6月22日にかけて行われるパウエルFRB議長の議会証言があります。
年内に2回の利上げが示唆されているだけに、米国の金融政策や景気動向についての発言があるか注目されています。
【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年6月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
上昇トレンドが発生して順調に高値を更新していましたが、一服して2日連続で陰線を作りました。
一方で、平均足は陽連しており、実体や上ヒゲも長く、大局での買い優勢は変わらない状況です。
押し目の目安であるフィボナッチの23.6%までは値幅がありますが、平均足のヒゲや実体とは接触しそうです。
平均足を押し目として再上昇できるか注目です。
<1時間足チャート分析>
直近は下落トレンドが発生。
陰連する平均足の下に位置したローソク足は、ときおり長い陰線を作りながら下落を続け、中期サポートラインが重なる水準を割り込んで安値を更新した状況です。
一方で、同水準を横方向にもみ合っているとも考えられます。
目先はこの水準から反発できるか、下抜けて下落の勢いを強めるかです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年6月21日8時のもの)
JP225の騰落率は-1.83%、値幅は-610円と上昇の勢いが落ち着きつつあります。
日本株だけでなく、米国株価指数も下落している一方で、米国債は全体的に上昇しており、景気減速懸念から国債が買われていると考えられます。
またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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