昨日(2023年6月20日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.436(-0.170)<-6.52%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは7営業日ぶりに反落しました。
テキサス州を中心に例年より温暖な推移となっていますが、今後の気温見通しがやや引き下げられました。
これを受けて、冷房需要の減退を見越した売り注文が優勢となった模様です。
さらに、NATGAS価格は6営業日連続で上昇して直近高値を上抜けたため、当面の達成感が出た可能性もあります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年6月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近高値を更新したものの、上ヒゲをつける展開となり、大陰線を作って大幅下落しました。
前回の高値では、高値形成後に長い陰線を連続で作り、価格上昇分をほぼ全て失って下落しました。
今回も、このような鋭角に切り返す下落の動きに警戒する必要がありそうです。
<1時間足チャート分析>
明確な上昇トレンドが発生していた中で、天井圏で長い陰線を作り、トレンド転換しました。
ローソク足は平均足を下抜けて下落の勢いを強めており、平均足は陰転して連続している状況です。
また、平均足の実体と下ヒゲが長くなっており、下落の強さを示しています。
直近は中期のサポートラインを下回っており、その下は2.31ドル付近まで主なサポートラインがありません。
このまま2.31ドル付近まで下落するか、それとも反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で4基減少し、減少トレンドが継続しています。
一方、天然ガスは前週から5基減少して130基となり、直近1か月で最も大きな減少数になりました。
2022年末以降、原油と天然ガスのリグ数は減少傾向にあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。