昨日(2023年6月21日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は反発。
円は主要通貨に対して弱くなっています。
昨日は要人発言が乏しかったものの、直近はECB(欧州中央銀行) 関係者からタカ派的な発言が繰り返されています。
また、域内の国債利率が上昇したこともあって、ドイツの株価指数下落にもかかわらず日欧金利差に注目した円売りが継続した模様です。
この結果、リーマンショック前の高値が徐々に視野に入ってきました。
本日(2023年6月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月22日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、153円台半ばに買い注文が特に集まっており、その前後の買い注文は相対的に薄くなっています。
この水準でローソク足は押し目を作っており、これを狙った注文の可能性があります。
一方、売り注文は155円台前半と156円付近が厚くなっています。
155円台前半はサポートライン上に位置しており、これが注目されていると考えられます。
156円付近は現在値よりも円安水準にあり、反落を狙った動きかもしれません。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関が強かったのはユーロドルでした。
ドル円、ポンド円そして豪ドル円とも相関関係を確認できます。
一方、逆相関となった通貨ペアはなく、ポンドドルや豪ドル米ドルとも逆相関関係はありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月22日7時のもの)
直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨は円です。
円は序盤にプラスになる場面もありましたが、時間が経過するにつれて弱さが拡大する展開となりました。
ユーロはゼロをやや下回る弱い推移でしたが夕刻以降に上昇に転じ、そのまま強くなり続けました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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