昨日(2023年6月21日)のドル円動向振り返り
ドル円は反発。
昨日は押し目をつけながら円安が進む展開となりました。
しかし、パウエルFRB議長の議会証言を控えており、一昨日高値付近では伸び悩む場面も見られました。
その後の議会証言で、パウエル議長はインフレ率を2%水準に引き下げることに強い意欲を示しました。
年内の追加利上げについても否定しませんでした。
しかし、強いサプライズとなる情報はなく、米金利が低下したこともあって、やや円高に転じて1日の取引を終えました。
本日(2023年6月22日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月22日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、139円付近と140円付近に厚めの買い注文を確認できます。
どちらの水準にもサポートラインがあり、押し目を狙っている可能性があります。
また、140円台から141円台にかけても買い注文が厚く、旺盛な買い意欲があると考えられます。
一方、142円台半ばを中心に厚めの売り注文があります。
直近高値の上に位置しており、レジスタンスラインに注目が集まっている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年6月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関があったのはユーロ円とポンド円でした。
また、逆相関となったのはポンドドルと豪ドル米ドルでした。
豪ドル円とユーロドルとの間には相関関係を確認できませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年6月22日7時のもの)
直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨は円です。
円は序盤にプラスになる場面もありましたが、時間が経過するにつれて弱さが拡大する展開となりました。
ドルは日中から深夜にかけて強くなりましたが、23時頃を境にマイナスに転じると、さらに下落しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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