昨日（2023年6月22日）のドル円動向振り返り
ドル円は大幅に上昇しました。
日中は穏やかな推移となったものの、その後に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想よりも悪くなると、一時的に下落する場面もありました。
しかし、すぐに持ち直しており、買い意欲の強さが示されました。
さらに、ボウマンFRB（米連邦準備制度理事会）理事 が追加利上げの必要性を説き、またパウエルFRB議長も年内に政策金利を2回引き上げる見通しを示すと、ドル円は急上昇で反応しました。
本日（2023年6月23日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2023年6月23日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、138円台半ばから142円台にかけて厚い買い注文があります。
その中でも、139円ちょうどと140円付近の買い注文が特に厚くなっています。
この2つの為替レート付近ではローソク足が押し目を作っており、これが注目されていると想定できます。
一方、売り注文は143円台半ばを中心に分布しています。
現在値よりわずかに円安の水準であり、さらに上昇した後の反落を狙った注文の可能性があります。
全体的に見て買い注文が多く、買い意欲が旺盛なことが分かります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2023年6月23日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関があったのはユーロ円、ポンド円、そして豪ドル円でした。
また、強い逆相関の関係にあったのはユーロドル、ポンドドル、そして豪ドル米ドルでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2023年6月23日7時のもの）
直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。
円は日中から夕刻にかけておおむねプラス圏で推移しましたが、夜になるとマイナス幅を拡大しました。
ドルはプラスとマイナスの間を行ったり来たりの展開でしたが、22時前後から大きく上昇しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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