昨日(2023年6月26日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.756(+0.051)<+1.89%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4日続伸しました。
ロシアで週末に起きたワグネルの反乱を受けて、26日(月)のNATGAS価格は上に窓を開けて始まりました。
反乱自体は短期間で終息したものの、窓の埋まりはやや遅く、夜になって窓を埋めたのちに反発しました。
テキサス州で引き続き高温となっており、天然ガス需要が高水準で推移していることが背景にあります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年6月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年6月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
今週は、先週金曜日の終値から上窓が開いてスタートしました。
その後、下落して窓埋めとなりましたが、反転上昇して最終的には上下にヒゲを伸ばしたコマ足となりました。
これは一般的に相場の拮抗を意味し、トレンド転換になる可能性があります。
その一方、平均足は陽連して実体と上ヒゲが長くなっており、上昇の強さを示しています。
ここからさらに上昇する場合、2023年3月の高値約3ドルが目標になります。
下げる場合は、上抜けてきた前回の高値水準でサポートされるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上窓を開けてスタートし、窓を埋めるところまで下落しました。
しかし、すぐに下ヒゲを作って反転上昇すると、今度は窓埋め前の高値を更新しました。
その後は再び下げて、天井圏でもみ合う形になっています。
ローソク足と平均足は絡み合っており、陽連していた平均足は陰線と陽線が入り乱れ、方向感がない状態です。
この高値圏において、サポートラインとレジスタンスラインのどちらの方向に進むか、注目が集まります。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は2週連続で減少しました。
6月23日(金)時点で前週比で6基減少しており、546基となりました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で変わらず130基となり、引き続き減少トレンドが継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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