昨日(2023年7月3日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):34435.0(+42.5)<+0.12%>
US100(米国100株価指数):15209.2(+37.8)<+0.25%>
US500(米国500株価指数):4456.8(+9.1)< +0.20%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月3日に発表された米製造業購買担当者景況指数は46.0となり、前月の46.9より低下。
また市場予想の47.0も下回りました。
この結果により、FRBが示唆し続ける年内2回の追加利上げは見送りという見方が広がり、株価を下支えしました。
また、翌日7月4日に独立記念日を控えているため、株式市場は短縮取引となり、取引量は全体的に少なめでした。
個別で見ていくと、テスラは6.9%の上昇となりました。
第2四半期の納車台数が市場予想を上回り、過去最高の46万6140台でした。
また、FRBの年次銀行ストレステストの合格により、一部の銀行が配当金を引き上げ、その結果として銀行株に買いが集まりました。
ウェルズ・ファーゴは1.7%の上昇、シティ・グループは1.5%の上昇となっています。
また銀行株指数は1.5%高となりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、実体部が非常に短く、上下にヒゲが伸びている形状で引けており、相場に迷いがあることを示唆しています。
直近の高値付近での足踏みとなっているので、この水準に再度トライしていくかどうかに注目が集まります。
平均足の色は陽線が続いているため、上昇トレンドが本線と考えられます。
<1時間足チャート分析>
1時間足は高値からの反落を見せ、平均足の色も陰線に変化しました。
直近の高値を少し切り下げるような形でダブルトップになっているため、中期のサポートラインがネックラインになり、ここを下抜けすることで下降の流れが本格化する可能性があります。
もう一度上を目指すなら、長期、中期のレジスタンスがターゲットになりそうです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日は実体部が短い陽線で引けましたが、上下にヒゲが伸びており、一時的に相場が停滞しているように見られます。
平均足の色は陽線が連続中、ローソク足がその上を推移しているため、上昇トレンドが継続していると考えられます。
直近高値にどうトライしていくかに、注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
大きく上げたあともみ合う展開になり、平均足の色は陰線に転換しています。
中期、短期のレジスタンスラインが上に、中期のサポートラインが下にあるため、どちらを突破していくかで相場の方向性も決まる可能性があります。
平均足とローソク足の位置関係にも注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年7月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
短い陽線で引け、依然として高値を更新している位置にローソク足があります。
平均足は陽線が連続しており、その上をローソク足が推移しているため、上昇トレンドが継続していると考えることもできそうです。
このまま高値を更新していくか、それとも反転してダブルトップ、トリプルトップの形になるのかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
大きく上昇した後、長期、中期のレジスタンスラインを形成しながら高値圏でレンジ相場になっています。
平均足の色もコロコロ変化し、ローソク足が平均足と何度も交差しているため、安定したトレンドが出ているとはいえないようです。
複数のレジスタンスラインを上に抜けていけるか、それとも反落するのかが分かれ道になりそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月4日7時45分のもの)
世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
CHINA50、HK50、JP225と、上位には東アジア圏の株価指数がランクインしています。
米国株価指数で見ていくと、US2000が5位、US100が7位、US500が8位、US30が10位となっています。
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OANDA Lab編集部
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