天然ガス見通し (市況ニュース) :NATGASは反発。右肩下がりのトレンドラインを突破して上昇できるか(2023年7月5日)

マーケットレポート

昨日(2023年7月4日)の天然ガス動向振り返り

  • 終値:2.661(+0.048)<+1.84%>

※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

NATGASは反発しました。
昨日は米国が独立記念日だったため、NY天然ガス先物市場は休場でした。
このため取引が細りましたが、NATGAS価格は上昇して1日の取引を終えました。
テキサス州を中心とする地域の気温は依然として高く、これが意識された模様です。
6月以降の上昇トレンドを維持して、1日の取引を終えました。

【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年7月5日)のチャートテクニカル分析

【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年7月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月5日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

陽線を形成し、月曜日に開けた下窓を埋める形となって引けました。
ローソク足に注目すると、高値を切り下げつつ安値を切り上げる三角持ち合いとなっています。
また、平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移していることから、買い優勢を示しています。
ここから上昇する場合は、下位時間軸で見られる上値抵抗のトレンドラインを明確に上抜けられるかがポイントになりそうです。

<1時間足チャート分析>

下落が優勢だったものの、長い陽線を連続で作って窓を埋めました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上に抜け出し、長期レジスタンスラインも上回っています。
また、少し引いた目で見ると、高値を切り下げるトレンドラインがあります。
現在はそのトレンドライン付近に位置しており、このトレンドラインと直近高値を上抜けられるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少して545基となり、3週連続での減少となりました。
一方、天然ガスの稼働リグ数は前週から6基減少して124基となり、こちらも減少トレンドが継続しています。
2022年末以降、原油と天然ガスのリグ数は減少傾向にあります。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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