昨日（2023年7月5日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：71.761（+0.819）＜+1.15％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続伸しました。
サウジアラビアによる原油の自主減産とロシアの輸出抑制が引き続き注目され、概ね右肩上がりの展開になりました。
サウジアラビアのアブドルアジーズ・エネルギー大臣は、原油相場を維持するために必要なことをする旨を発言しており、これが原油価格の下支え要因となりました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年7月6日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年7月6日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
大局はフィボナッチの引かれた下落波動の高値と安値の間で上下を続けています。
現在は、直近高値を目指して上昇中です。
陽連する平均足の上にローソク足が抜け出しており、買い優勢を示しています。
このまま上昇を続けてレンジ上限を目指すには、高値を更新できるかがポイントです。
＜1時間足チャート分析＞
高値を更新した後、頭を押さえられる形で3連続陰線を出して下落しました。
何度も押し戻されており、高値圏での売り圧力は強い状況と考えられます。
ただし、平均足は陽連し、上ヒゲが長くなっていることから、買い優勢と見て取れます。
一方で、ローソク足は平均足から上方乖離しており、下落に警戒する必要がありそうです。
下落した場合は、平均足の下にある中期レジスタンスラインで反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
6月23日の米国の原油リグ稼働数は前週よりも6基減少した546基です。
WTI原油価格は60ドル台〜70ドル台のレンジで推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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