ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ/円は円高後に戻す展開。買い方・売り方ともに158円台前半に注目(2023年7月7日)

FXレポート

昨日(2023年7月6日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円はやや円高になりました。
日経平均株価やアジア株の下落を受け、ユーロ円は朝からリスク回避の円高が進みました。
しかし、ドイツの製造業新規受注が市場予想を大きく上回ると、一転して円安の展開になりました。
また、ドイツ2年債利回りが15年ぶりの高水準となり、これがユーロ円の下支え要因になった模様です。
結局、日中の円高をほぼ打ち消して1日の取引を終えました。

本日(2023年7月7日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2023年7月7日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月7日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、厚い買い注文が158円台前半で確認できます。
この水準はレンジ相場の上部にあたり、レジスタンスラインが意識されている模様です。
また、157円台前半よりも円高部分で買い注文が断続的に発注されており、買い意欲の強さが分かります。

一方、売り注文も158円台前半で厚くなっています。
レジスタンスラインの上部に位置しており、この水準に売り買い両方の注目が集まっていると考えられます。
また、155円台前半から156円台前半にかけて、断続的に厚い売り注文が発注されています。
これは現在値よりも円高水準であり、円高を予想しているトレーダーが多いことが分かります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年7月7日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはポンド円でした。
その他、ドル円とユーロドルとも相関関係を確認でき、ポンドドルとは弱い相関関係になりました。
一方、豪ドル米ドルとは逆相関になり、豪ドル円とは弱い逆相関になりました。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年7月7日7時のもの)

直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は日中からプラス幅を拡大する展開になりました。
その後はやや縮小する場面もあったものの、大幅プラスを維持しました。
ユーロはマイナス幅を徐々に広げる展開となりましたが、15時ごろに上昇に転じると21時ごろにはプラス圏に浮上し、そのままプラス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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