昨日(2023年7月6日)の日本株価指数225振り返り
- 終値:32141.5(-702.5)<-2.14%>
※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月6日のJP225は3日続落。
前日よりも約702円の大幅下落となりました。
日本株は鉱業、空運業が主に買われ、機械、精密機器、その他製品、その他金融業が主に売られました。
7月5日に公開されたFOMCの議事要旨で、米国の利上げ長期化が予想されたことが、売りの勢いを強くしたと考えられます。
本日は米雇用統計が発表されますが、結果によっては次回のFOMCでの追加利上げの実施が強まり、来週の相場に大きな影響を与えそうです。
一方、JP225の日足チャートでは前回の押し目となった直近安値の水準で反発するかが注目されそうです。
【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日は売りが優勢で、下ヒゲを残した大陰線を作って引けました。
下げ止まったポイントは、直近の大きな上昇波動に対して引かれるフィボナッチの23.6%水準にあたります。
平均足は陰連し、その下にローソク足が抜け出ており、下落圧力の高まりを示唆しています。
目先は、下値を支えた水準での攻防に注目です。
<1時間足チャート分析>
これまで下値を支えてきた重要なサポートラインを下方ブレイクし、下降トレンドが加速した形です。
このサポートラインの水準は、大局で見ると三尊天井のネックラインにあたり、ネックラインから三尊天井の頭部までの値幅分を、ネックラインから下げたところで止まる教科書通りの動きとなりました。
ここでいったん調整に入るか、すぐ下にある長期サポートラインを下抜いて下げ幅を広げるかがポイントになりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月7日8時のもの)
JP225の騰落率は-2.88%、値幅は-952.5円と、大きく下落しています。
また、米国株価指数、米国債券、金の全てが前週比マイナスとなっており、相場全体が軟調になっているようです。
またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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