日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):先週末のJP225は反発。下げ止まっているネックラインからどの方向に動くのか注目(2023年7月10日)

マーケットレポート

先週金曜日(2023年7月7日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32152.5(+11.0)<+0.03%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

7月7日のJP225は反発。
前日よりも約11円の上昇となりました。
7月7日に発表された6月の米雇用統計を見据えての手仕舞いが増えたことが、上値を重くした要因だったと考えられます。
発表された米雇用統計は市場予想を下回ったものの、賃金は底堅く伸びており、FOMCは7月会合で利上げを再開する可能性が高いと予想されています。
一方で、為替は米ドル安、円高になっており、このまま円高方向に動けば輸出企業の株価に影響を与えるかもしれません。
また、7月に予想されるETFの分配金捻出のための換金売りの警戒感も続いているようです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月10日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月10日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

先週金曜日は、実体が極端に短く上下にヒゲを伸ばす十字線をつけて引けました。
現在は高値圏でダブルトップを形成しており、ネックラインで下げ止まっている形です。
平均足は陰連中で、ローソク足はその下に抜け出ており、下降圧力の強さを示唆しています。
ネックラインを割り込んで下降トレンド入りするのか、ここで反転上昇に転じるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

中期レジスタンスラインを上限、中長期サポートラインを下限とするレンジ内でもみ合っている状況です。
平均足は陽転と陰転を繰り返しながらローソク足と交差しており、方向感に乏しい動きとなっています。
上下にヒゲを伸ばす平均足の形状からも、現在は下降トレンド後の調整と考えられます。
目先は、レンジの上下どちらに抜けるかがポイントになりそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月10日8時のもの)

JP225の騰落率は+0.22%、値幅は+70円と、前週比プラスとなっています。
米国株価指数を見ると、US100は出遅れていますが、他の2種類は前週比よりも上昇しています。
また、米国債券が買われていることにも注目です。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):先週末のJP225は反発。下げ止まっているネックラインからどの方向に動くのか注目(2023年7月10日)