ユーロ/円見通し(為替/FXニュース):ユーロ/円は円安。現在値よりも円安の位置で買い方・売り方ともに注文が多い(2023年7月14日)

FXレポート

昨日(2023年7月13日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円安になりました。
昨日の円はドル以外の主要通貨に対して売られる展開となり、ユーロ円も連れて円安になりました。
また、ECB(欧州中央銀行)理事会議事要旨が発表され、政策金利引き上げの必要性を示す内容であったため円安の動きを支援しました。
なお、議事要旨発表に先立ってユーロ圏の鉱工業生産が発表され、市場予想よりも悪い数字となりました。
また、ユーロ圏の国債利回りも低下しました。
これらは円高要因となりますが市場は目立った反応を見せず、円安傾向が継続しました。

本日(2023年7月14日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2023年7月14日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月14日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、特に厚い買い注文が155円台前半で確認できます。
この水準は現在値よりも円安に位置しており、レジスタンスラインの下でもあります。
これらが意識されている可能性があります。
また、厚めの買い注文が153円台半ばにあります。
直近安値付近に位置しており、これが注目されている模様です。

一方、厚い売り注文が155円台半ばにあります。
これはレジスタンスライン付近であり、このラインを狙った注文だと想定できます。
また、157円台前半にも厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年7月14日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドル、そして豪ドル米ドルでした。
一方、ドル円とは弱い逆相関関係になりました。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年7月14日7時のもの)

直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は米ドルです。
円は午前中に一時的にプラスになる場面がありましたが、その後はマイナス幅を拡大し、夜になると横ばいになりました。
ユーロはややマイナスでの推移となりましたが、最終的にはゼロ付近に戻りました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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