昨日(2023年7月13日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:77.188(+1.380)<+1.82%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3日続伸しました。
リビアで同国第2位の生産量を誇る油井の生産が停止する見込みとなり、供給懸念から価格が上昇しました。
また、ドルが弱くなっており、米ドル建てで見た原油価格に割安感が出て買いが進みました。
米国の利上げは年内1回だけ行われると市場は予想しており、石油需要を減少させる可能性がある点に注意が必要です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年7月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
3日連続で陽線をつけ上昇。
下落する前の直近最高値水準を目指しています。
平均足は陽連を続け、上ヒゲと実体が長くなっていることから、買いが優勢であることを示唆しています。
一方で、平均足からの上方乖離が大きくなっており、調整が入る可能性に注意が必要です。
下落する場合は、上抜けしてきた高値水準でサポートされるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
頭を押さえられていたレジスタンスラインを上抜いた後にいったんは下落したものの、大陽線をつけて再上昇しました。
直近高値を更新し、一段階上の価格帯で推移している状況です。
平均足は長い上ヒゲをつけて陽連し、ローソク足が平均足よりも上に位置していることから上昇の勢いは強いと考えられます。
目先は、上昇の勢いを保ったまま、高値更新を続けられるかです。
反落する場合は、短期のレジスタンスラインとなっていた水準で反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
直近の米国の原油リグ稼働数は546基で、前週の552基から6基減少しています。
WTI原油価格は60ドル台〜70ドル台のレンジでの推移が続いています。
現在の原油価格は上昇を続けており、このまま勢いが続けばレンジ上限を上抜く可能性があります。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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