昨日（2023年7月19日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：75.445（-0.363）＜-0.48％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落しました。
米EIA（エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ71万バレルの減少となりました。
在庫減少は価格上昇要因ですが、市場予想よりも減少幅が小さかったため、USOIL価格は下落で反応しました。
また、米ドルが上昇し、米ドル建てで見た原油価格に割高感が出たことも、USOIL価格の下落につながりました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年7月20日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年7月20日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
直近高値の水準まで上昇しましたが反落。
ローソク足に長い上ヒゲが伸びており、上値が重い展開です。
ただし、平均足は陽連し、ローソク足が平均足の上に位置していることから、買いの勢いは強いことを意味しています。
このまま再上昇し、直近高値を超えられるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
高値と安値を切り上げながら上昇を続け、大陽線をつけて下落前の水準まで戻しましたが、頭を押さえられて反落。
ローソク足は陰線を連続させ、平均足を下抜きました。
平均足は上下に長いヒゲをつけていることから、気迷い感を示しています。
目先は、ここから上と下のどちらに向かうかです。
上昇する場合は平均足を上抜けるか、下に向かう場合は短期のサポートラインでサポートされるかです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
6月23日の米国の原油リグ稼働数は546基で、前週の552基から6基減少しています。
WTI原油価格は60ドル台〜70ドル台のレンジでの推移を続けています。
米EIA（エネルギー情報局）の発表した週間在庫統計が市場予想を下回ったこと、ドル高傾向になっていることがWTI原油価格を押し下げる要因となっています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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