昨日（2023年7月24日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：78.968（+2.081）＜+2.71％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3日続伸しました。
サウジアラビアの自主的減産やロシアの輸出抑制が材料視されました。
サウジアラビアは7月に続き8月も原油生産を抑えると発表しており、日々の取引に影響を与えています。
ロシアも輸出を減らしており、供給不足が意識されています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年7月25日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年7月25日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
大陽線をつけ、上値が重かった直近高値を明確に上抜きました。
現在は、下落前の高値水準を目指している状態です。
平均足は陽連し、長い上ヒゲをつけていることから、強い上昇の勢いを示しています。
目先は、上昇の勢いを保ったまま、下落前の高値水準に到達できるかです。
ただし、平均足からの上方乖離も大きくなっているため、調整による下落にも注意が必要です。
＜1時間足チャート分析＞
ローソク足は陽線を連続でつけ、下落前の高値を大幅に更新しました。
現在は上昇が一服し、小幅に推移している状態です。
平均足は陽線が連続し、上ヒゲを長く伸ばしていることから、上昇圧力の強さを表しています。
このまま上昇する場合は、頭を押さえられた直近高値を上抜けられるかに注目です。
下落する場合は、短期サポートラインで反発するかです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
6月23日の米国の原油リグ稼働数は546基で、前週から6基減少しています。
サウジアラビアの減産やロシアの輸出抑制が材料視されて、WTI原油価格は上昇傾向となっており、80ドル台に到達しそうな勢いです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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