日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):FOMCは無事通過するも、日銀の金融政策決定会合を控えており、様子見ムードは続く(2023年7月28日)

マーケットレポート

昨日(2023年7月27日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32420.4(+59.9)<+0.19%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

7月27日のJP225は反発。
約60円ほどの小幅高となりました。
日本株は電気・ガス業、保険業、その他製品が主に買われ、輸送用機器、建設業、ガラス・土石製品が主に売られました。
26日〜27日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、サプライズとならずに市場の予想通りの利上げが行われたことで買い戻しが入ったと考えられます。
一方で、日銀の金融政策決定会合を控えているため、日本株は様子見ムードから上値が重いようです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月28日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年7月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月28日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

昨日は高値を結ぶ右肩下がりのトレンドラインのブレイクに成功し、上値追いの動きを見せましたが、最終的には長い上ヒゲを残して小陽線で引けました。
一時的に直近高値を更新したものの、トレンドラインの下まで押し戻された形です。
平均足は実体が極めて短く、上下にヒゲを出しており、気迷い感を表しています。
引き続き、トレンドラインでの攻防に注目です。

<1時間足チャート分析>

レンジの上限として機能していた中期レジスタンスラインを上抜いてから上げ足を速め、レンジ形成前の高値に位置する長期レジスタンスラインも突破しました。
ただ、その少し先で反発して下落に転じると、大陰線が続いてレンジ下限まで急落。
現在はレンジの中央付近を推移している状況です。
陽連が続いていた平均足はこの急落で陰線に切り替わり、長い下ヒゲを伸ばしていることからも、下落優勢の状況と考えられます。
目先は、この勢いでレンジの下限を突破できるかどうかがポイントになりそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年7月28日8時のもの)

JP225の騰落率は-0.33%、値幅は-108.1円と、前週よりも下落傾向が続いています。
一方で、米国株は堅調で、米国株価指数だけがプラスとなっている状況です。
米ドル/円は前週よりも約2.6円の円高となっており、140円を下回っています。

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またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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