昨日(2023年7月27日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:79.862(+0.879)<+1.11%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは上昇しました。
昨日は米国でGDPが発表され、市場予想よりも強い数字となりました。
また、前週分の新規失業保険申請件数や6月の耐久財受注なども同時に発表され、おおむね市場予想よりも良好な数字でした。
これを受けて米国経済の堅調さが確認され、原油需要増大への期待からUSOIL価格が上昇しました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年7月28日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年7月28日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近高値を更新したものの、上ヒゲをつけて引けました。
高値と安値を切り上げながら上昇し、高値を更新し続けていることから、上昇の強さが見て取れます。
平均足も陽連し、実体が長くなっており、買いの勢いが続いていることを示しています。
目先は、上昇の勢いを保ったまま、下落前の高値を更新できるかです。
<1時間足チャート分析>
高値を更新したものの、大陰線をつけて反落。
現在は、上値を押さえていたレジスタンスラインの水準で推移している状態です。
平均足は陽連していますが、上下にヒゲをつけており、もみ合いを示しています。
下落する場合は平均足の下にある短期または中期のサポートラインで反発するかです。
上昇する場合は、直近高値を試せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
6月23日の米国の原油リグ稼働数は前週より6基減少した546基です。
米国で発表されたGDPや前週分の新規失業保険申請件数といった経済指標が市場予想よりも良好だったことで、米国経済の堅調さによる原油需要増大への期待から、WTI原油価格は上昇傾向にあります。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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