豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル/円は円高。現在の注文状況は買い方・売り方ともに多い(2023年8月3日)

FXレポート

昨日(2023年8月2日)の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円高になりました。
米大手格付会社のフィッチ・レーティングスが米国債の格付をAA+に引き下げ、これが日豪を含む主要各国の株価下落の契機になりました。
世界的な株価下落を受けてリスク回避姿勢が強まり、豪ドル円は円高で反応しました。
この円高の流れは夕刻ごろに落ち着きましたが、反発力は弱く、横ばいとなって1日の取引を終えました。

本日(2023年8月3日)の豪ドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年8月3日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月3日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、93円付近に厚い買い注文があります。
この水準周辺にはサポートラインがあり、これに注目が集まっている模様です。
また、94円台前半にも特に厚い買い注文を確認できます。
直近のレジスタンスラインの上に位置しており、このラインが意識されていると考えられます。

その一方、売り注文は96円付近と96円台半ばで特に厚くなっています。
レジスタンスラインの上に位置しており、この水準を狙った注文の可能性があります。
また、93円台前半から後半にかけて、売り注文があります。
この価格帯は現在値を含んでおり、今後円高に振れると考えているトレーダーも多い模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月3日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのはユーロ円、ポンド円、ユーロドル、そして豪ドル米ドルです。
また、ポンドドルとも相関関係になりました。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月3日7時のもの)

直近で最も強い通貨は米ドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は午後になるとプラス幅を大きく広げる展開となり、夕刻以降はプラス幅をやや狭くしつつも安定的に推移しました。
豪ドルは徐々にマイナス幅を拡大し、日付が変わる頃からマイナス圏で安定的な動きとなりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル/円は円高。現在の注文状況は買い方・売り方ともに多い(2023年8月3日)