昨日(2023年8月3日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.54(+0.068)<+2.75%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は上昇しました。
テキサス州を中心とする地域の高温は継続する見込みですが、それ以外の地域では暑さがやや和らぐ見通しであり、これはNATGAS価格にとって下落要因です。
その一方、米EIA(エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で14bcf(10億立方フィート)の増加となりました。
この増加幅は市場予想よりも小さく、市場は買いで反応しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年8月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
レンジ相場の下限でサポートされ、長い陽線を作って反発しました。
ローソク足は平均足の上下に行ったり来たりしている状況で、方向感はありません。
ただし、平均足は陰線となっており、ローソク足はその下に位置していることから、売りが優勢な状況です。
レンジ相場での推移を続けるか、レンジを抜け出すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足は陽連し、その上をローソク足が推移しており、買い優勢を示しています。
ただし、少し引いた目線で見ると、高値と安値を切り下げており、下降トレンドが発生中です。
現在は、下降トレンドにおける戻りの局面とも見て取れます。
切り下がる高値を結んだトレンドラインに接近しており、頭を押さえられるか、上抜けするかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で1基減少し、529基になりました。
7週連続で数を減らしており、減少トレンドが継続しています。
また、天然ガスは前週から3基減少して128基となりました。
3週連続で数を減らしており、こちらも減少トレンドが継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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