ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル/円は円安。現在値付近では売り注文が厚い(2023年8月8日)

FXレポート

昨日(2023年8月7日)のドル円動向振り返り

ドル円は円安になりました。
米長期金利が高くなったのを背景に、徐々に円安幅を大きくする展開でした。
夜になり長期金利上昇が一服すると、円高方向に振れる場面もありましたが、株高を背景に再び円安基調となりました。
なお、ウィリアムズNY連銀総裁が来年の政策金利引き下げの可能性について言及しましたが、市場に大きな反応は見られませんでした。
また、米国の消費者信用残高も発表されましたが、特に材料視されることはありませんでした。

本日(2023年8月8日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年8月8日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月8日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、141円付近の買い注文が特に厚くなっています。
この付近にはサポートラインがあり、これが注目されている模様です。
また、137円台後半から141円台前半にかけての広い範囲で、買い注文が厚くなっています。
買い方の買い意欲の強さが分かります。

その一方、特に厚い売り注文が143円台半ばにあります。
この水準にはレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
また、142円台前半の売り注文も厚くなっています。
現在値よりもやや円高水準であり、直近の円高トレンドの継続を想定している可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月8日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係になったのはユーロ円、ポンド円、そして豪ドル円です。
また、ポンドドルとは弱い相関関係になりました。
その一方、逆相関の関係になったのは豪ドル米ドルです。
ユーロドルとは弱い逆相関になりました。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月8日7時のもの)

直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は円です。
円は午前中にマイナス圏に沈んだ後、安定的に推移しました。
その後、日付が変わる頃になるとマイナス幅がさらに拡大する展開になりました。
ドルはマイナスになる場面があったものの、おおむねプラス圏での動きになりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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