日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):米CPIの発表を控え様子見ムードが続く。米ドル/円の円安傾向が追い風となるか(2023年8月9日)

マーケットレポート

昨日(2023年8月8日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32189.5(-104)<-0.32%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

8月8日のJP225は小反落。
約104円ほど下落しました。
8月10日に発表予定の米消費者物価指数(CPI)を見据えた様子見ムードによって、値動きの少ない展開となっているようです。
ただし、下落幅は限定的で、日足チャートでも長い下ヒゲをつけており、一定の買い圧力を見せています。
米ドル/円は円安方向に向かっていることから、輸出銘柄を中心に追い風となりそうです。
目先のポイントはやはり米消費者物価指数(CPI)で、結果次第では米国の利上げ長期化が懸念されるため、市場参加者から注目を集めていると考えられます。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

平均足の下ヒゲに頭を押さえられている形で小反落。
上値が重い展開となっていますが、一方でローソク足に長い下ヒゲが出ており、一定の買い圧力が見られます。
平均足はローソク足と入り乱れ、上下にヒゲを伸ばしていることから、もみ合いと考えられます。
ここから上を目指していくには、平均足を明確に上抜けるかがポイントです。
下落する場合は、直近安値の水準が目安になりそうです。

<1時間足チャート分析>

大陰線をつけて平均足を下抜いたローソク足は反発。
再び平均足を上抜きました。
平均足は陰連中ですが、実体が短く、上下にヒゲを伸ばしており、方向感が出ていないことを示しています。
上に向かう場合は、直近高値の水準を試せるかです。
下に向かう場合は、平均足の下にある中期のサポートラインで反発するかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年8月9日8時のもの)

JP225の騰落率は+1.06%、値幅は+336円です。
米国株価指数、米国債も前週比で上昇している一方で、金だけが下落傾向となっています。
米ドル/円は円安傾向となり、143円台で推移しています。

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またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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