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米国の主要株価指数見通し(米国株式市場ニュース):株安の展開。格下げによる銀行株下落と中国経済への不安が重荷に(2023年8月9日)

マーケットレポート

昨日(2023年8月8日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):35319.5(-161.0)<-0.45%>
    US100(米国100株価指数):15287.6(-132.2)<-0.86%>
    US500(米国500株価指数):4501.9(-22.2)< -0.49%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

8月8日の米国株式市場は、主要な3指数が全て下落となりました。

8月7日の夜に、米国の格付機関であるムーディーズが、M&Tバンクなどを格下げし、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンやステート・ストリートなど、大手銀行の格付を下げる方向で見直すと発表しました。
この影響で、米国銀行の経営懸念への不安が広がり、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった格付対象外の大手も含めて、銀行株、金融株が幅広く売られました。

また、中国の貿易統計でドル建ての輸出と輸入が大幅に減少しており、中国経済の不透明感を強める内容だったことも、株式市場への逆風となっているようです。

とはいえ、S&P500に含まれる企業の9割ほどが決算を発表しており、その8割程度が予想以上の最終利益となっています。

8月10日には7月の米消費者物価指数(CPI)、8月11日は7月の米卸売物価指数(PPI)の発表が控えており、FRBの金融政策を左右するこれらのインフレ指標を見極めてから投資行動へ移ろうという思惑も、市場にはあります。

個別で見ていくと、衛星放送のディッシュ・ネットワークが、同業のエコスターを買収することが伝わり、9.55%の上昇となりました。

ソフトウェア開発のデータドッグは、17.18%という大幅な下降に。決算において、通期の売上高見通しを下方修正したことがマイナス視されました。

なお、アップルの下落は止まり、0.53%の上昇となっています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

非常にボラティリティが高い値動きで、長い下ヒゲを伸ばす陰線となりました。
再び終値は平均足の水準に入り込んでいます。
平均足は陽線が継続していますが、実体部が短くなってきており、下ヒゲも伸び始めているため、トレンドに迷いが見られると考えられます。

<1時間足チャート分析>

ローソク足が一気に平均足を下抜けし、すぐ後に平均足も陰転しました。
下落の勢いは非常に強く、長期と中期のサポートラインを下抜けしましたが、反転してからの上昇も早く、もう一度長期サポートラインを上抜け、平均足を越えたところでストップしました。
抵抗になりうる水準と何度もクロスしているため、目先はトレンドレスと考えられます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

大きな下落となり、安値を更新した後に反発して、下ヒゲを長く伸ばした陰線となりました。
平均足の下での値動きが続いており、平均足の色も陰線が連続し始めているため、下降トレンドの初動である可能性もあります。
戻り目の水準を見つける際、フィボナッチが参考になりそうです。

<1時間足チャート分析>

長期サポートラインに接触したあたりから反落し始めて、平均足の実体部を割り込み、それに伴って平均足も陰転しました。
平均足に沿うように下落を続け、中期のサポートラインを勢いよく割り込んだところから反転した状態です。
平均足の色、ローソク足との位置関係から、下降トレンド継続と考えられます。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2023年8月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

大きく下落して一時的に安値を更新するものの、その後の反転も大きな値動きとなり、半値ほど戻して下ヒゲを大きく伸ばして引けました。
平均足は既に陰転しており、ローソク足がその下で並び始めていることから、下降トレンドの初動である可能性があります。

<1時間足チャート分析>

陽線だった平均足を一気に下抜けする値動きがあり、ほどなく平均足も陰線に変わりました。
中期のサポートラインを下に抜けてから反発を始め、平均足を上抜けしたところで相場を終えています。
高値と安値を共に切り下げていることが確認できます。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年8月9日8時00分のもの)

世界の株価指数の週間騰落率ランキングです。
ランキングの9位までが株高ではありますが、1位と2位以外の上昇の値幅は僅かです。
米国株価指数で見ると、US30が2位にランクインしており、値幅+253.4、騰落率は+0.72%です。
US500が6位、US100が8位と続きます。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

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OANDA Lab編集部

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