昨日(2023年8月14日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安になりました。
午前中は日本や中国などで株価指数が軟調に推移し、これを反映して豪ドル円は円高で推移しました。
しかし、夕刻になって欧州株式市場が堅調な展開となったことを受けて、上昇に転じています。
この動きは日付が変わっても継続し、早朝まで円安トレンドが継続しました。
なお、昨日は日豪で相場に影響を与えるような重要な経済指標発表はありませんでした。
本日(2023年8月15日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月15日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、93円付近に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、93円台前半でも、買い注文が厚くなっています。
この周辺にもサポートラインがあり、このラインが意識されていると考えられます。
その一方、94円台後半に厚い売り注文が発注されています。
これはレジスタンスライン付近であり、これを意識した注文だと考えられます。
また、94円台半ばから後半にかけての売り注文も厚くなっています。
現在値付近に位置しており、豪ドル円の下落を想定している模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月15日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル米ドルです。
また、ポンドドルとは弱い相関関係になりました。
その一方、ユーロドルとは弱い逆相関関係になりました。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月15日7時のもの)
直近で最も強い通貨は米ドル、最も弱い通貨は円です。
円は夕刻にかけてプラス圏で推移しましたが、その後はゼロ付近での動きとなり、日付が変わる頃からはマイナスとなりました。
豪ドルは午前中に大きくマイナスになったのち、夜までにゼロ付近まで戻すと、日付が変わる頃からはややプラスで推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。