昨日(2023年8月15日)のユーロ円動向振り返り
昨日のユーロ円は前日比でごくわずかに円高になり、ほぼ同値でした。
午前から昼にかけては動意に乏しく、横ばいの展開になりました。
その後、夕刻になると円が主要通貨に対して弱くなり、特に欧州主要通貨に対して円安が進行しました。
これを受けてユーロ円は大きく円安になったものの、その後は徐々に元の水準に戻して1日の取引を終えました。
なお、ドイツ10年債利回りは5か月ぶりの高水準となり、ZEW景況感調査は市場予想よりも良好な結果になっています。
本日(2023年8月16日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、156円台後半に厚い買い注文があります。
この注文の水準にはサポートラインがあり、これが注目されている模様です。
また、157円台後半にも厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
その一方、159円台前半に厚い売り注文を確認できます。
直近のレジスタンスライン付近で発注されており、これに注目した注文だと考えられます。
また、158円台半ばにも厚い売り注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これを意識した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはポンド円とユーロドルです。
また、ドル円とポンドドルとも相関関係になっています。
その一方、逆相関関係になった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月16日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は夕刻にかけてマイナス幅をやや広げましたが、その後は反転し、最終的にプラス圏で1日の取引を終えました。
ユーロはマイナス圏で推移したのち、夕刻以降はプラス転換し、そのままプラス圏で動きました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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