昨日(2023年8月15日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.657(-0.149)<-5.31%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は下落しました。
テキサス州を中心に米国の高温が続いており、天然ガスの冷房需要は高水準で推移しています。
しかし、今月末から涼しくなるという天気予報を受けて、NATGAS価格は軟調になりました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年8月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
上ヒゲをつけた長い陰線を作って下落しました。
ローソク足は平均足の下で終値をつけ、以前のもみ合いの範囲内に戻ってきた状況です。
とはいえ、少し引いた目線で見ると、高値と安値を切り上げる上昇トレンドになっています。
現在値は、フィボナッチの引かれた上昇波動の61.8%にあり、この水準を押し目にして再上昇するか、そのまま下げていくかに注目です。
<1時間足チャート分析>
明確な下降トレンドが発生しています。
長い陰線が連続で形成され、ローソク足は平均足の下を勢いよく下落しています。
また、平均足は実体が長く、下ヒゲが伸びており、これは下降の勢いを示しています。
大局を見ると、下値を支えそうなサポートラインまでの値幅は長くなっており、このまま下落が継続するかどうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は、前週と変わらず525基になりました。
しかし、前週までに8週連続で数を減らしており、減少トレンドが継続しています。
一方、天然ガスは前週から5基減少して123基となりました。
石油、天然ガスともに、リグ数の長期的な減少が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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