先週金曜日(2023年8月18日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:81.248(+1.157)<+1.44%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続伸しました。
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが米国内の原油掘削リグ数を発表し、10週連続で増加した週がなく減少トレンドが継続しています。
これは供給能力の減少を意味し、USOIL価格は上昇で反応しました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)による原油の投機的ネットポジションが公開され、およそ24万2,000の買い越しとなりました。
今年6月まで買い越し幅は減少トレンドでしたが、7月以降は増加に転じています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年8月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日は陽線をつけて続伸。
売りの勢いが一服し、反発となりました。
平均足は実体が短く、上下に長いヒゲを出していることから、方向性のないことを示しています。
ここから上に向かう場合、平均線を上抜けるかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
平均足を下抜き直近安値に向かうも、すぐに長い陽線をつけて反発。
現在は直近高値を更新した状態です。
平均足は陽連しており、買い圧力が強まっていると判断できます。
目先は、前回の高値水準に引かれた中期レジスタンスラインでの攻防に注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
8月18日時点の米国の原油リグ稼働数は520基で、前週よりも5基少なくなっています。
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、原油掘削リグ数は10週連続で増加した週がなく、リグ数は減少トレンドが継続しています。
8月21日現在のWTI原油価格は80ドル台で推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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