昨日(2023年8月21日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安になりました。
午前中のユーロ円は、材料難からおおむね横ばいで推移しました。
その後、夕刻になり欧米主要国で株価指数が上昇すると、リスクオンの動きが強まり、ユーロ円は深夜にかけて大きく円安になりました。
また、ユーロ圏内諸国の国債金利が上昇したことも、円安を支援した模様です。
その後、日付が変わる頃になると、動きが止まって横ばいに転じました。
昨日は相場に影響を与える要人発言や、主要な経済指標発表がなく、全般的に日欧金利差や株式市場などの影響を強く受けた1日でした。
本日(2023年8月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月22日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、159円台半ばに特に厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、このラインに着目した注文だと考えられます。
また、156円台後半から158円台前半にかけて、やや厚い買い注文が断続的に発注されています。
直近のレンジ相場の下限付近であり、このレンジ相場が注目されている可能性があります。
その一方、159円台前半に厚い売り注文を確認できます。
現在値よりも少し円高に位置しており、ユーロ円の反落を想定した注文の可能性があります。
また、159円台後半にも厚い売り注文が発注されています。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはドル円、ポンド円、豪ドル円、そしてユーロドルです。
また、ポンドドルとも相関関係になりました。
その一方、逆相関関係になった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月22日7時のもの)
直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は円です。
円は夕刻までゼロ付近で推移したのち、翌日早朝にかけてマイナス幅を広げる展開になりました。
ユーロは徐々にプラス幅を広げる動きとなり、夜以降はプラス圏で安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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