ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル/円は反落。144円台後半の売り注文が特に厚い(2023年8月23日)

FXレポート

昨日(2023年8月22日)のドル円動向振り返り

ドル円は円高になりました。
午前中に米10年物国債金利が上昇したものの、その後は低下傾向で推移したため、ドル円は円高基調で推移しました。
夜になって国債金利が反転上昇すると、ドル円も歩調を合わせて上昇トレンドになりました。
その後、深夜になって国債金利上昇が落ち着くと、ドル円は再び円高になりました。
なお、米国でリッチモンド連銀製造業指数と中古住宅販売件数が発表されたものの、強弱入り交じる結果となったため市場の反応は限定的になっています。

本日(2023年8月23日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年8月23日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月23日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、145円付近の買い注文が厚くなっています。
サポートライン付近で発注されており、これに注目した注文の模様です。
また、145円台半ばにも厚い買い注文があります。
直近のサポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、144円台後半に特に厚い売り注文が発注されています。
この水準にはサポートラインがあり、これに着目している模様です。
また、145円台半ばにも厚い売り注文があります。
直近のサポートライン付近で発注されており、このラインに注目した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月23日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係になったのはユーロ円とポンド円です。
また、豪ドル米ドルとは強い逆相関関係になりました。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月23日7時のもの)

直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はゼロを中心として上下動したのち、夕刻から徐々にプラス幅を広げる展開になりました。
ドルは午前から夜にかけてマイナス幅を広げたものの、反転上昇し、深夜以降はゼロ付近で安定的に推移しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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