昨日(2023年8月23日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.472(-0.068)<-2.68%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は続落しました。
北米では8月末以降に気温がやや下がる予報となっており、この情報に引き続き注目が集まっています。
気温の低下により天然ガスの冷房需要が減少すると見込まれ、NATGAS価格は低下しました。
また、天然ガスの貯蔵量は過去5年間の平均を上回って推移しています。
これも、NATGAS価格の押し下げ要因になっている可能性があります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年8月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月24日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
長い陰線を作り、安値を更新して引けました。
現在値は、以前に下値を支えていたサポートライン付近にあります。
また、大局で見ると安値を結んだトレンドラインがありましたが、現在値はこれを明確に下抜けしたと考えられます。
目先は、サポートラインで踏みとどまれるか、それともさらに下落していくかに注目です。
<1時間足チャート分析>
明確な下降トレンドが発生し、安値を切り下げている展開です。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
さらに、ローソク足と平均足の乖離は大きくなりつつあり、下落の勢いが見て取れます。
現在値の下には、日足レベルのサポートラインが存在しており、目先は同水準での攻防に注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基減少し、520基になりました。
直近10週間で増加した週がなく、減少トレンドが継続しています。
一方、天然ガスは前週から6基減少して117基となりました。
直近6週間で増加した週がなく、こちらも減少トレンドが続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。