ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル/円は円高。現在値付近は売り注文がやや優勢か(2023年8月24日)

FXレポート

昨日(2023年8月23日)のドル円動向振り返り

ドル円は円高になりました。
米10年物国債金利が1日を通して低下傾向となり、ドル円はこれに反応して円高気味で推移しました。
夜になり、米国で製造業とサービス部門のPMI(購買担当者景気指数)が発表され、いずれも市場予想より低調な結果になると、ドル円は下げ足を速めました。
この動きは日付が変わる頃まで継続し、その後は横ばいになって1日の取引を終えました。
なお、米新築住宅販売件数も発表され、市場予想より良好な結果となりましたが、市場は大きな反応を示しませんでした。

本日(2023年8月24日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年8月24日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月24日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、143円台前半から144円台前半にかけて厚い買い注文のかたまりがあります。
直近のサポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、ドル円の反発を想定した注文の可能性があります。
また、146円台半ばにも厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、146円台半ばに厚い売り注文を確認できます。
この水準にはレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
また、144円台前半から145円付近にかけて、売り注文のまとまりがあります。
これは現在値付近であり、ドル円がさらに円高になると想定した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月24日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係になったのはユーロ円とポンド円です。
その一方、強い逆相関関係になったのは豪ドル米ドルです。
また、ユーロドルとも逆相関の関係になりました。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月24日7時のもの)

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はわずかにプラス圏で推移したのち、夕刻からプラス幅を拡大する展開になりました。
ドルは夕刻までマイナス圏、そして深夜にかけてプラス圏で推移したのち、マイナス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル/円は円高。現在値付近は売り注文がやや優勢か(2023年8月24日)