昨日（2023年8月24日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：79.263（+0.297）＜+0.38％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反発しました。
ジャクソンホール会議を控え、USOILは値動きの乏しい展開で始まり、価格がやや下落する場面もありました。
その後、米国で失業保険継続受給者数、新規失業保険申請件数そして耐久財受注が発表され、強弱入り交じったものの、おおむね良好な結果となりました。
米国経済の底堅さが確認されたため、原油需要の増加が連想されてUSOIL価格は上昇しました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年8月25日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年8月25日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
直近安値の水準から反発。
毛抜き底となり、上昇への転換を示唆しています。
一方で、平均足は陰連し、実体と下ヒゲが長くなりつつあることから、売りの勢いが強まっていると判断できます。
ここから上昇する場合、平均足を上抜けられるかがポイントとなりそうです。
＜1時間足チャート分析＞
下落の流れが一服し、ローソク足と平均足が絡み合うもみ合い相場で推移中です。
ローソク足は長い下ヒゲが伸びている箇所もあり、直近安値付近での買い圧力が強いことを示しています。
平均足は上下に長いヒゲをつけていることから、方向性の無さを示しています。
注目はどちらに放れるかで、上に向かう場合は上に位置する中期レジスタンスラインを上抜けられるか、下落する場合はすぐ下に位置する長期サポートラインを下抜けられるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
8月18日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から5基減少した520基です。
WTI原油価格はジャクソンホール会議の開催によって値動きは乏しくなっているものの、米国経済の底堅さが好感され、上昇傾向を見せています。
8月25日8時時点のWTI原油価格は79ドル台で推移しています
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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