先週金曜日（2023年8月25日）の天然ガス動向振り返り
- 終値：2.568（+0.044）＜+1.74％＞
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は上昇しました。
米EIA（エネルギー情報局）の在庫統計が引き続き材料視され、価格上昇を支援しました。
また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが天然ガスのリグ数を発表し、前週比で2基減少しました。
天然ガスのリグ数は減少傾向が続いており、供給能力の低下が価格上昇圧力になっています。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）による天然ガスの投機的ネットポジションが公開され、およそ10万7,000の売り越しとなりました。
直近の数か月間、売り越し幅は10万前後で推移しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日（2023年8月28日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年8月28日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
2営業日連続の陽線が立ち、レンジ相場の中央へ向かっている状況です。
ローソク足はレンジ下限で下ヒゲを伸ばして反発上昇しており、本日は大きな上窓が開いて取引が始まりました。
とはいえ、平均足は陰線と陽線が並び、上下にヒゲを伸ばしており、相場の気迷いを示しています。
目先は、レンジ内を上方向へ進んでいくか、それとも再びレンジ下限に向けて進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
先週金曜日は上昇トレンドで深い押し目を作った後、再上昇して引けました。
週末時点で、中期のレジスタンスラインに頭を押さえられた形になっています。
また、平均足は陽連している一方で下ヒゲも伸びていて、買い一辺倒ではないことが示されています。
本日28日は大きな上窓を開いてスタートしており、この窓を埋めるように下落するか、そのまま上昇していくかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で8基減少し、512基になりました。
今年に入ってから減少トレンドが継続しており、下げ止まる様子が見られません。
一方、天然ガスは前週から2基減少して115基となりました。
天然ガスのリグ数も、減少が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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