昨日（2023年8月28日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円安になりました。
日豪の株式市場が上昇の展開となり、リスクオンムードが広がると、午前中の豪ドル円は円安になりました。
豪小売売上高の結果が市場予想より良好だったことも、豪ドル買いを支援しました。
夕刻になると、英国が休日のため市場参加者数が通常よりも乏しくなり、午前中の値動きの範囲内でレンジ相場となっています。
日豪で相場に影響を与えるような要人発言がなかったこともあり、値動きが乏しいまま1日の取引を終えました。

本日（2023年8月29日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2023年8月29日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、93円ちょうど付近に厚い買い注文を確認できます。
この付近にはサポートラインがあり、これを意識した注文の模様です。
また、93円台半ばにも厚い買い注文があります。
直近のサポートライン付近で発注されており、このラインに注目した注文だと考えられます。

その一方、94円台前半から後半にかけて、厚い売り注文が発注されています。
直近のレジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、94円台後半やそれよりも円安の水準でも、売り注文を確認できます。
豪ドル円を日足チャートで確認すると、現在は緩やかな円高局面になっており、これを反映した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2023年8月29日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのはポンド円、ポンドドル、そして豪ドル米ドルです。
ユーロ円とユーロドルとは弱い相関関係になりました。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2023年8月29日7時のもの）

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は取引開始直後にわずかにプラスになったものの、それ以降は終日マイナス圏での推移になりました。
豪ドルは午前中にプラス幅を広げたのち、夕刻にマイナス圏に沈みましたが、夜から深夜にかけて再度プラス幅を広げる展開になりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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