日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):米国株の好調の影響でJP225は続伸。一方で、日中関係の悪化はインバウンド関連の悪材料となりそう(2023年8月29日)

マーケットレポート

昨日(2023年8月28日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32265(+452.5)<+1.42%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

8月28日のJP225は続伸。
約452円ほど上昇しました。
日本株は機械、石油・石炭製品、鉄鋼が主に買われ、空運業、小売業が主に売られました。
ジャクソンホール会議が無事に通過し、米国株が買われた影響を受け、JP225も上昇したようです。
一方で、ALPS処理水放出をめぐる日中関係の悪化はインバウンド銘柄を中心に悪材料となる可能性があります。
今週金曜日は米雇用統計の発表があり、結果次第では米国株が大きく動きそうな点にも注意が必要です。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年8月29日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年8月29日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月29日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を連続させて上昇。
これまで頭を押さえられていた平均足を上抜きました。
陰連している平均足は実体が短くなっており、下落の勢いがなくなりつつあることを示しています。
目先は、高値更新を目指して上昇を続けられるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足は高値と安値を切り上げながら上昇を継続。
下落前の高値水準を更新しました。
平均足は陽連しており、大局での買い圧力の強さを示しています。
このまま上昇の勢いを保ち、一段階上の水準で推移を続けられるかに注目です。
反落する場合は、これまでの高値水準に引かれたレジスタンスラインがサポートラインとして機能するかです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年8月29日8時のもの)

2023年8月29日8時時点のJP225の騰落率は前週比で+1.41%、値幅は+450円となり、日本株は好調を維持しています。
また、米国株価指数、米国債券、金の全てが前週よりもプラスとなり、今週は相場に資金が流れ込んでいる状況です。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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