昨日(2023年8月28日)のドル円動向振り返り
ドル円はわずかに円安になりました。
英国がサマーバンクホリデーで休日となったため、市場参加者が通常より少なく、値動きは小幅にとどまりました。
そんな中、米国債利回りの低下局面でドル円はやや円高になり、そして米国株が上昇した場面では、ドル円はやや上昇で反応しました。
しかし、主要な経済指標発表や要人発言がなかったこともあり、1日を通して全体的に値動きが乏しいまま推移しました。
本日(2023年8月29日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月29日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、144円台半ばから145円台半ばにかけて、買い注文のまとまりを確認できます。
押し目を作った価格帯に位置しており、再度の押し目を狙っている可能性があります。
また、146円付近にやや厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
その一方、146円台前半に厚い売り注文が発注されています。
直近のサポートライン付近にあり、このラインからの下抜けを想定している可能性があります。
また、146円台後半から147円付近にかけても、厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年8月29日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係になったのはユーロ円です。
その一方、逆相関の関係になったのはポンドドルであり、ユーロドルと豪ドル米ドルとは弱い逆相関関係になりました。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年8月29日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は取引開始直後にわずかにプラスになったものの、それ以降は終日マイナス圏での推移になりました。
ドルは夕刻にかけてマイナス幅を広げたのち、夜になってプラス圏に浮上しましたが、深夜から未明にかけて再びマイナスになる展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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