昨日(2023年8月30日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.714(+0.128)<+4.95%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は上昇しました。
ハリケーンがフロリダ州を通過しており、これに伴って天然ガスの需要と供給がともに減少する可能性があります。
この影響を見極めるのは難しい一方、米国南部では平年より高温になっており、引き続きNATGAS価格の上昇要因になっています。
この結果、NATGAS価格は日足チャートのレンジ内での推移が続いています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年8月31日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年8月31日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陽線を作り、平均足の上側に抜け出しました。
これまでのローソク足は平均足の下側を推移しており、位置関係が転換した形です。
また、フィボナッチの引かれた下落波動の50%まで戻しています。
その上の61.8%は以前に上値を押さえていたレンジ上限であり、この水準を試すかどうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
陽線を連続で作って、勢いよく上昇しました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
また、平均足の実体とヒゲは長く、上昇の勢いの強さが見て取れます。
目先は、レジスタンスラインの直近高値を更新できるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で8基減少し、512基になりました。
今年に入ってから減少トレンドが継続しており、下げ止まる様子が見られません。
一方、天然ガスは前週から2基減少して115基となりました。
天然ガスのリグ数も、減少が続いています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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