先週金曜日(2023年9月1日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.672(-0.002)<-0.07%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGAS価格は小幅下落となりました。
オーストラリアのLNG(液化天然ガス)関連施設でストライキの可能性があり、従業員側による提示案拒否が伝わりました。
今週中にストライキが実施される可能性があるものの、NATGAS価格に目立った動きはありませんでした。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)による天然ガスの投機的ネットポジションが公開され、およそ11万6,000の売り越しとなりました。
今年7月以降、売り越し幅は徐々に増加しつつあります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2023年9月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近高値の水準まで上昇したものの、反転下落して長い上ヒゲを作って引けました。
以前から続いているレンジ上限で頭を押さえられた形です。
また、ローソク足は平均足の上側に抜け出しているものの、平均足は陰連しており方向感はありません。
目先は、レンジ上限の直近高値を再度試すか、それとも平均足を割り込むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
長い陽線を作って直近高値に迫りましたが、反転すると下落の勢いは強く、全値戻しになりました。
この結果、ローソク足は平均足の下に抜け出しています。
本日は下窓を開けてスタートしており、下窓を埋めるように上昇するか、そのまま下落していくかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で変わらず、512基になりました。
年初比で100基以上減少しており、下降トレンドが継続しています。
一方、天然ガスは前週から1基減少して114基となりました。
天然ガスのリグ数も、減少トレンドが継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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