昨日(2023年9月4日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:86.233(-0.082)<-0.10%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落しました。
直近のUSOIL価格は2023年高値を更新中で、既に4日続伸したこともあり、昨日は上昇がいったん止まりました。
サウジアラビアの原油減産とロシアの原油輸出抑制が、引き続きUSOILの上昇要因になっています。
サウジアラビアの減産は9月までですが、10月も継続するとの見方が広がっており、動向に注目が集まっています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年9月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
直近高値を更新したものの、ローソク足は下ヒゲの出た十字線をつけて引けました。
高値圏で売りと買いが拮抗している状況です。
一方で、平均足は陽連しており、大局では買いの勢いが強いことを示しています。
目先は、買いの勢いを維持し、上昇を続けられるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
高値と安値を切り上げる上昇トレンドは一服。
現在は高値圏で小幅に推移するレンジ相場となっています。
ローソク足と平均足は絡みあっており、方向感のない状況です。
高値圏のレンジには中期のサポートラインとレジスタンスラインが作られており、上下のどちらに放れていくかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
9月1日時点の米国の原油リグ稼働数は512基で、前週から増減なしとなりました。
サウジアラビアの原油減産とロシアの原油輸出抑制が、引き続きWTI原油価格の上昇要因となっています。
9月5日8時時点のWTI原油価格は86ドル台で推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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