ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ/円は値動きが乏しい。現在値付近では買い注文が優勢(2023年9月7日)

FXレポート

昨日(2023年9月6日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は値動きが小さく、前日終値とほぼ同じになりました。
ドイツで製造業新規受注が発表され、市場予想よりも弱い結果となりました。
また、ユーロ圏の小売売上高が発表され、強弱入り混じる結果でした。
これらに対してユーロ円は特段の反応を示さず、おおむね横ばいで推移しています。
なお、日本時間午前中に神田財務官による円安けん制発言が伝わり、また深夜にはビスコ・イタリア中銀総裁が政策金利引き上げの停止について発言しました。
しかし、市場はこれらに対しても、ほとんど反応を示しませんでした。

本日(2023年9月7日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2023年9月7日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月7日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、158円台前半に厚い買い注文があります。
現在値付近に位置しており、今後の円安を見込んだ注文の可能性があります。
また、156円台半ばから157円台半ばにかけて、買い注文のまとまりを確認できます。
直近安値を含む範囲に位置しており、買い意欲の強さが分かります。

その一方、159円台前半に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、157円台後半にも厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、このラインを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年9月7日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係になったのはドル円です。
また、豪ドル円とも相関関係になりました。
その一方、弱い逆相関関係になったのは、ポンドドルと豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年9月7日7時のもの)

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はポンドです。
円は早朝から夕刻にかけて徐々にプラス幅を広げ、それ以降はプラス圏で安定的に推移しました。
ユーロは午後にマイナス圏に沈む場面があったものの、おおむねプラス圏での動きになりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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