昨日(2023年9月6日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:87.804(+0.831)<+0.96%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続伸しました。
サウジアラビアによる原油の自主的減産とロシアの原油輸出抑制が、引き続きUSOIL価格を引き上げています。
両国による原油減産・輸出抑制は、年末まで続けられます。
なお、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ550万バレルの減少となりました。
市場予想を上回る減少でしたが、日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年9月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を連続させ、高値を切り上げる動きを継続しています。
直近高値を更新後も買い圧力が強まっている状況です。
平均足は長い上ヒゲをつけて陽連しており、買い優勢を示しています。
このまま上昇を続けられるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は一時的に下落しましたが、再上昇しました。
直近高値水準を試すも、更新できずに頭を押さえられた形です。
平均足は陰連から陽連に転換しており、大局は買い優勢と考えられます。
目先は、レジスタンスラインが引かれた直近高値を更新できるかです。
下落する場合は、平均足の実体が目安となりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
9月1日時点の米国の原油リグ稼働数は512基で、前週から変化なしです。
サウジアラビアの減産とロシアの原油輸出抑制がWTI原油価格を押し上げる要因となり、WTI原油価格は上昇傾向を続けています。
9月7日8時時点のWTI原油価格は87ドル後半で推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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