日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):高値警戒感から利益確定売りの流れが強まるも、円安傾向の継続はプラス材料(2023年9月8日)

マーケットレポート

昨日(2023年9月7日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32756.1(-375.7)<-1.13%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

9月7日のJP225は反落。
約375円の下落となり、3万3000円を下回りました。
日本株は鉱業、パルプ・紙が主に買われ、鉄鋼、精密機器、非鉄金属、電気機器が主に売られました。
直近は上昇を続けていたこともあり、高値警戒感からの利益確定売りの流れが強まったようです。
また、アジア株や米株価指数先物が軟調だったことも影響したと考えられます。
一方で、米ドル/円が円安傾向を継続していることはプラス材料となりそうです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月8日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月8日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

5営業日連続で陽線をつけた後、売り圧力が強まり長い陰線を作って反落。
フィボナッチの引かれた上昇波動の23.6%まで下落している状況です。
一方で、平均足は陽連し、長い上ヒゲをつけていることから、大局は買い優勢と考えられます。
目先は、ここから反発して直近高値水準を目指すか、それとも一段階下の水準まで下落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

直近高値水準から下落トレンドに転換。
高値と安値を切り下げながら下落を続け、下に位置していた中期サポートラインと長期レジスタンスラインにサポートされた形です。
平均足は陰連し、長い下ヒゲをつけており、売り優勢を示しています。
目先は、平均足を上抜け、再上昇していけるかです。
下落する場合は、中期サポートラインと長期レジスタンスラインを下抜くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)

世界の株価指数騰落率ランキング(週間)
(画像は2023年9月8日8時のもの)

2023年9月8日8時時点のJP225の騰落率は前週比で+0.1%、値幅は+31.9円となりました。
一方で、米国株価指数、米国債券、金の騰落率は前週比でマイナスとなっています。
米ドル/円は円安傾向が続いており、147円台で推移している状況です。
米ドル/円の円安傾向は輸出関連銘柄を中心に、日本株のプラス材料になると考えられます。

FX・CFDの騰落率ランキングはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):高値警戒感から利益確定売りの流れが強まるも、円安傾向の継続はプラス材料(2023年9月8日)