昨日（2023年9月7日）のドル円動向振り返り

ドル円は円高になりました。
政府・日銀による市場介入が意識され、ドル円は買い進みづらくなっています。
この状況で米10年国債利回りが軟調に推移し、ドル円も歩調を合わせて円高になりました。
その後、米国で前週分新規失業保険申請件数が発表され、市場予想よりも強かったため反発する場面がありました。
しかし、トレンドを変えるまでには至らず、ほどなく円高に戻っています。
なお、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁とボスティック・アトランタ連銀総裁がインフレ等について発言しましたが、早朝だったこともあり材料視されませんでした。

本日（2023年9月8日）のドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2023年9月8日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、147円台後半に厚い買い注文を確認できます。
直近のレジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
また、145円付近にも厚い買い注文があります。
押し目付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、147円付近に特に厚い売り注文が発注されています。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、148円台前半にも厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、このラインに注目していると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2023年9月8日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係になったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、そしてユーロドルです。
ポンドドルとも相関関係になりました。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2023年9月8日7時のもの）

直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は朝から深夜にかけてプラス幅を広げ、日付が変わる頃から安定的に推移しました。
ドルはわずかにマイナス圏に沈む場面があったものの、おおむねプラス圏での展開になりました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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