昨日(2023年9月7日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:86.98(-0.824)<-0.94%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落しました。
サウジアラビアの原油減産とロシアの原油輸出抑制が、引き続きUSOIL価格の上昇要因になっています。
また、米EIA(エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ631万バレルの減少となりました。
これは市場予想の206万バレル減少と比較して大幅な数字であり、USOIL価格を下支えしました。
しかし、その後のUSOILは徐々に価格を下げました。
今までの価格上昇を受けて、利益確定売りが優勢になった可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年9月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
高値を切り上げながら上昇を続けていたローソク足は陰線をつけました。
直近最高値を更新し続けていたことから、利益確定の売り圧力が強まったようです。
平均足は陽連しており、大局では買いの勢いが続いていることを示しています。
目先は、ここから反発して上昇を続け、この下落が押し目となるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
直近高値水準を試したものの、更新できずに頭を押さえられる形で反落。
現在は、高値と安値を切り下げながら緩やかに下落している状況です。
一方で、平均足は上下に長いヒゲをつけており、方向感がないことを示しています。
目先は上と下のどちらに放れるかです。
上を目指す場合はレジスタンスラインを上抜けられるか、下を目指す場合は中期サポートラインで反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
9月1日時点の米国の原油リグ稼働数は、前週から増減なしの512基となっています。
米EIA(エネルギー情報局)が発表した週間在庫統計が市場予想を大きく下回ったことが、WTI原油価格を下支えする材料となりました。
一方で、利益確定売りの動きも出ているようです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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