昨日（2023年9月18日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：91.617（+0.520）＜+0.57％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続伸し、昨年11月以来の高値を記録しました。
サウジアラビアとロシアの原油供給抑制が引き続き材料視され、USOIL価格を押し上げています。
また、中国の一連の経済対策で原油需要が増えると期待する向きもあります。
その一方、サウジアラビアのエネルギー相が中国の原油需要について慎重な見方を示し、USOIL価格が伸び悩む場面も見られました。
【WTI原油(USOIL)】本日（2023年9月19日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年9月19日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は右肩上がりの上昇を続けており、先週から連続で陽線を作っています。
節目となる90ドルを明確に上抜き、その一つ上の水準である91ドル台で推移している状況です。
平均足は陽連し、長い上ヒゲを伸ばしていることから、買い圧力の強さを示しています。
平均足からの乖離が大きくなる中で、目先は買いの勢いがいつまで続くのかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
いったんは売り圧力が強まったもののすぐに反転上昇し、高値を切り上げる動きを継続。
現在は上昇圧力が一服し、一定のレンジ帯で上下しています。
平均足は陽連中ですが、上下にヒゲを伸ばしてローソク足と絡みあっていることから、大局はもみ合いです。
ここから上昇していく場合は、直近高値に引かれた中期レジスタンスラインを上抜けるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
2023年9月8日時点の米国の原油リグ稼働数は513基で、前週から1基ほど増加しました。
サウジアラビアとロシアの原油供給抑制が買い材料となり、WTI原油価格は上昇傾向が続いています。
9月19日8時現在のWTI原油価格は、91ドル台まで上昇しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2023年9月8日時点の原油在庫は前週比で395.5万バレルほど増加し、4億2059万バレルとなりました。
過去5年間の平均値を下回っており、それと反比例するようにWTI原油価格は上昇を継続中です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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