豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル円は円安基調で95円台半ば|株式市場の動向を受けて強い動き(2023年9月20日)

FXレポート

昨日(2023年9月19日)の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円安になりました。
豪準備銀行(中央銀行)の金融政策会合議事要旨が公表され、政策金利引き上げを検討した旨が明らかにされました。
その一方で、インフレーションの低下見込みや経済の減速リスクも示されており、豪ドル円の反応は限られました。
夕刻になると、豪州や欧州諸国の株式市場が上昇傾向となりました。
これを受けて市場のリスク選好が強まり、豪ドル円は上昇トレンドを形成しました。

本日(2023年9月20日)の豪ドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年9月20日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月20日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、94円台半ばの買い注文が厚くなっています。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、95円台半ばでも、買い注文が厚くなっています。
現在値付近に位置しており、円安での推移を想定した注文の可能性があります。

その一方、95円台後半から96円にかけて、厚い売り注文があります。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、93円台前半にも、薄めながら売り注文を確認できます。
現在値から距離があるものの、円高を見込んでいるトレーダーの存在が分かります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年9月20日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのは、ポンド円、ポンドドル、そして豪ドル米ドルです。
また、ユーロ円とも相関関係になり、ドル円とユーロドルとは弱い相関関係になりました。
その一方、逆相関の関係になった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年9月20日7時のもの)

直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げ続ける展開になり、夜になって横ばいに転じました。
豪ドルはゼロ付近で推移し、夕刻以降はプラス幅を広げました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2023年9月20日)の主な経済指標

15:00(英国)8月消費者物価指数(CPI)
27:00(米国)FOMC 終了後政策金利発表
27:30(米国)パウエルFRB議長 定例記者会見

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

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