先週金曜日（2023年9月22日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安になりました。
午前中は動意薄でしたが、日銀の金融緩和政策維持を受けて、市場は円売り豪ドル買いで反応しました。
NZドル円も同様の動きになっており、オセアニア通貨が強い1日でした。
この動きは日付が変わる頃まで続き、それ以降は横ばいに転じました。
なお、豪州で重要な経済指標発表や要人発言は見られませんでした。
本日（2023年9月25日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2023年9月25日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、93円台半ばから95円台半ばにかけて、買い注文が厚くなっています。
現在値付近から円高部分に広がっており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、95円付近から前半にかけて、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、96円台前半から半ばにかけて、厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、95円台半ばから後半にかけて、やや薄めながら売り注文のまとまりがあります。
現在値付近に位置しており、豪ドル円の反落を想定した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2023年9月25日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係になったのは、ドル円、ユーロ円そして豪ドル米ドルです。
ポンド円とも相関関係になりました。
その一方、強い逆相関関係になったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2023年9月25日7時のもの）
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円は午前中からマイナス幅を大きく広げ、夜になってから安定的に推移しました。
豪ドルは午前中からプラス幅を拡大し、夜以降は横ばいの動きになりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
9月26日（火）23:00（米国）8月新築住宅販売件数（前月比、年率換算件数）
9月27日（水）8:50（日本）日銀・金融政策決定会合議事要旨
9月27日（水）10:30（オーストラリア）8月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
9月28日（木）10:30（オーストラリア）8月小売売上高（前月比）
9月28日（木）21:30（米国）4-6月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、確定値）（前期比年率）
9月28日（木）29:00（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
9月29日（金）8:30（日本）8月失業率
9月29日（金）8:30（日本）8月有効求人倍率
9月29日（金）8:30（日本）9月東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く）（前年同月比）
9月29日（金）8:50（日本）8月鉱工業生産・速報値（前年同月比、前月比）
9月29日（金）15:00（英国）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年同期比、前期比）
9月29日（金）18:00（ユーロ）9月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、速報値）（前年同月比）
9月29日（金）18:00（ユーロ）9月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、速報値）（前年同月比）
9月29日（金）21:30（カナダ）7月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前年同月比、前月比）
9月29日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比、前月比）
9月29日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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