昨日（2023年9月25日）のドル円動向振り返り
ドル円は円安になりました。
先週の日米政策金利発表を受けて、米国の金融引き締め傾向と日本の金融緩和継続が改めて示されました。
日米の金融政策の違いを受けて、ドル円は円安トレンドを継続しています。
また、米10年債利回りが上昇を続けており、ドル円の上昇を支援しました。
なお、米政府債務上限問題が再び浮上しており、政府機関閉鎖の可能性が出ています。
米格付会社ムーディーズは、政府機関閉鎖は米国の格付にとってマイナスだと警告している一方、ドル円はこの問題をまだ織り込んでいない模様です。
本日（2023年9月26日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2023年9月26日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、147円台半ばに厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、148円ちょうど付近でも、買い注文が厚くなっています。
これもサポートライン付近で発注されており、このラインを意識した注文だと考えられます。
その一方、149円台前半から半ばにかけて、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、ここまでの上昇を想定した注文だと考えられます。
また、148円台前半から後半にかけて、売り注文が集まっています。
現在値よりも円高部分に位置しており、ドル円の反落を想定した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2023年9月26日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係になったのは、ポンド円と豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係になったのは、ユーロ円、ユーロドル、そしてポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係になりました。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2023年9月26日7時のもの）
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は夜にかけてゼロを中心とした範囲で推移し、それ以降はマイナス圏での動きになりました。
ドルは徐々にプラス幅を拡大し、日付が変わる頃から安定的な推移になりました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2023年9月26日）の主な経済指標
23:00（米国）9月リッチモンド連銀製造業指数
23:00（米国）8月新築住宅販売件数（前月比）
23:00（米国）9月消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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