昨日(2023年9月27日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高でした。
豪州でCPI(消費者物価指数)が発表され、7月よりも高い数字でしたが市場予想と同じで、市場の反応は限られています。
その後、ドルが主要通貨に対して強い動きを形成し、ドルは豪ドルに対してより強く動きました。
これを受けて、豪ドル円は徐々に円高に進みました。
深夜になると円高からの揺り戻しの動きが見られたものの、最終的に円高傾向を維持して1日の取引を終えました。
本日(2023年9月28日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月28日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、94円台半ばに厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、94円台後半から95円台半ばにかけて、薄めながら買い注文を確認できます。
直近のレンジ相場内であり、豪ドル円の反発を想定している可能性があります。
その一方、95円台後半から96円付近にかけて、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、94円台後半にも、やや厚めの売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年9月28日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
また、相関関係だったのはユーロドルとポンドドル、そしてユーロ円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはドル円、弱い逆相関関係だったのはポンド円でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年9月28日7時のもの)
直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は1日を通して、ゼロを中心に上下動する展開でした。
豪ドルは弱くなる展開が続き、日付が変わる頃にゼロ付近に戻す場面があったものの、最終的にマイナス圏で取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年9月28日)の主な経済指標
21:30(米国)4-6月期四半期実質国内総生産 確定値
21:30(米国)4-6月期四半期GDP個人消費・確定値
29:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 発言
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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